17/04/07 18:23:01.18 CAP_USER9.net
つづき>>1
●病気に負けちゃうのってすごく嫌だ
そして麻美さんは2月25日、子宮と卵巣、そして大網(胃の下にある腹膜)を全摘出する手術を受けた。手術中、開腹した状態で行われる「術中迅速診断」の結果、麻美さんの病気は卵巣がんではなく、「境界悪性卵巣腫瘍」と診断された。
“境界悪性”とは、良性と悪性の間の性質を持つ病変。この病気は初期の段階で発見されることが多いが、麻美さんの腫瘍の進行期は「ステージIIIb」だった。ここまで進行した状態で境界悪性の腫瘍が見つかるのは稀だという。
卵巣がんではなかったことが判明し、腫瘍の進行具合から人工肛門はまぬがれたが、26歳という若さで麻美さんは卵巣・子宮をすべて失った。そして手術後は、つらい抗がん剤治療が待っていた。それでも麻美さんは心を強く保ち続け、芸能界復帰を目指し、闘病生活を送った。
??26歳で卵巣と子宮を全摘出するというとても厳しい現実と直面されても、麻美さんは仕事復帰に向けて、心を強く持ってがんと闘い続けました。その強さを保つモチベーションとなったものは、なんだったのでしょうか。
病気で、今まで自分が培ってきたことを終わりにしたくなかったんですよね。「病気になりました、だから仕事を辞めます」って、私にとって不本意でしかなかった。自分が仕事を辞めることを決めたわけじゃなくて、病気をきっかけに辞めざるを得ないという状況はすごく悔しいし、嫌だったんです。
麻美ゆまはこのままでは終わらない、という決意もありました。「病気に負けちゃうのってすごく嫌だ」「私の人生を病気が持っていってしまうなんて嫌だ」、そういう負けたくないという気持ちでいました。
??「病気に負けたくない」という気持ちがモチベーションになっていたんですね。
このままじゃ終われない、みたいな。一緒に仕事をしてきた人たちは、病院の外で今まで通り仕事をしているわけじゃないですか。私は病室にいて、また仕事ができるかわからない状況なのに。強がってはいても、自分だけ取り残されているような感覚に陥って、妬むまではいかないけど「なんで私だけ?」と思うこともありました。
??そういった気持ちも、早く復帰したいという意気込みにも繋がったのかもしれないですね。抗がん剤治療で髪の毛が抜けてしまう前に、好きな髪型にしようと刈り上げにチャ