17/03/27 21:26:42.11 w9V3vegl0.net
「森友学園問題」
元衆院議員 藤井 裕久さん
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元大蔵官僚で、財務(大蔵)相を3度務めた藤井裕久さん。
「森友学園問題」をどうみるか聞いてみました。
私の経験からいうと、今回の森友学園への国有地払い下げは、まったく異常です。
国有地を8億円も負けて売却するなど、およそ考えられません。
国有地の処分にあたる役人は、法規を守ること、前例を守ることに重きを置きます。
頑迷固陋な役人独断でできることではありません。
大きな「力」が働いたとしか思えません。
誰とは言いませんが、特別の力です。
そうでないと今回の結果は有り得ない。
徹底的な解明が必要です。
近畿財務局の判断だけでもできません。
私も関東財務局にいたからわかります。
8億円もの値引きと一部地方局だけでできるわけがない。
普通なら近畿財務局から本省理財局長に、理財局長は必ず財務相に相談するケースです。
私が財務相なら、こんな値引きは絶対に許しません。
「森友学園」の問題で許せないのは、その教育の内実、歴史観です。
「教育勅語」を幼稚園児に暗唱させるというのは論外です。
私は昭和12年に幼稚園に入りましたが、「教育勅語」の暗唱はしませんでしたよ。
森友学園は戦前よりも異常です。
「教育勅語」の中にはまともなことが書いてある、という人もいる。
しかし「朕フニ」から始まって、最後は「一旦緩急アレハ・・」です。
何かあったら天皇に命を捧げよと教えている。
だから戦後すぐ、衆参両院の決議で教育勅語の排除と失効が確認されました。
それを今一度持ち出すのは、再び日本が戦前を目指していることではないでしょうか。
首相夫人がそうした森友学園の小学校の名誉校長をしていたのは事実だし、首相自身が「すばらしい」と持ち上げていたことも事実です。
これらについて首相夫妻の道義的責任は問われます☆☆