17/03/12 20:50:58.15 tEegMjvQ0.net
小池氏はシラっとして二重規範を使っています。
築地はいいが、豊洲はダメというわけです。
そもそも豊洲の地下水基準自体が、「安心」思想によって作られています。
土壌汚染対策法が土壌汚染対策の原則として、「汚染土の上をきれいな土で
覆土する、ないしはコンクリートやアスファルトで覆土する」としています
から、小池氏が言うように「法令上なんの問題もない」のです。
さらに土壌だけではなく、地下水も同じです。飲まず、使わずに排水して
いるのに、飲用水基準値を導入したのは、「安心」思想があったからです。
つまり、豊洲市場の市場活動エリアは、充分に「安全」「安心」の条件を
既に充たしているのです。
米軍駐留軍時代に、有機溶剤を使用したドライクリーニング工場の上に築地が
建っている以上、都環境局が土壌汚染の疑いを言うのは当然です。
「都建設局は幹線道路の環状2号建設に向けて、築地市場の道路予定地の履歴
を調査。ドライクリーニング工場で有機溶剤の「ソルベント」が大量使用され
た疑いがあり、その後も給油所や車両整備工場があったことが確認された」(産経2月28日)
まだ築地の数値は出ていませんが、豊洲を上回る数値が出てもなんの不思議もありません。
豊洲の浄化作業は、東京ガスの工場地表面から2m掘り下げてきれいな土と
入れ換えた上でコンクリート床面で被覆しています。
ですから、小池氏が述べた築地のロジックをそのまま使えばこういうべき
でした。
「豊洲の地面はコンクリートなどで覆われており、地下水の利用もないので
健康に影響はない」
小池氏は豊洲を「安心」思想で叩いたために、現況使われ続けている築地市場
も安全だといわざるを得なくなってしまったわけです。
ただの小池氏の政治的都合にすぎません。