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2017.3.10 07:58
★海自と米空母打撃群が本格的な共同訓練 東シナ海で中朝を牽制
海上自衛隊と米原子力空母カール・ビンソンを中心とする空母打撃群が今週初め、
東シナ海で共同訓練に入ったことが分かった。複数の日米政府関係者が9日、
明らかにした。米空母と海自による東シナ海での本格的な訓練が確認されるのは珍しい。
“海軍力の象徴”とされる米空母と海自艦船が艦隊行動を共にすることで、
日米同盟の強固さと抑止力を誇示。弾道ミサイル発射や核実験を繰り返す
北朝鮮を威嚇するとともに、東・南シナ海で海洋進出を強行する中国を牽制
(けんせい)する狙いがある。
海自は共同訓練に数隻の護衛艦を投入。訓練は継続中で、戦術運動の確認や
通信訓練などを行っているとみられる。
カール・ビンソンは海自との訓練終了後、米韓両軍が韓国周辺海域で実施中の
合同野外機動訓練「フォールイーグル」に参加する見通しだ。トランプ米政権は
対北朝鮮政策に関し、武力行使を含めた「あらゆる選択肢」を検討しており、
日米韓の軍事力を見せつけることで、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮に自制を促す考えだ。
東シナ海の海空域では中国の軍事的圧力も高まっている。防衛省は2日、
過去最多となる中国軍機計13機が沖縄本島と宮古島の間の上空を往復したと発表。
ミサイル駆逐艦など中国艦艇3隻が両島間を太平洋から東シナ海に向けて通過したことも確認された。
URLリンク(www.sankei.com)
昨年末には中国の空母「遼寧」が九州、沖縄、台湾などを結ぶ「第1列島線」を越え、
西太平洋で初の遠洋航海訓練を実施した。中国政府は今年の国防費として
1兆440億元(約17兆2千億円)を計上するなど、今後も急速な軍拡が懸念されている。
海自とカール・ビンソンの共同訓練はこうした動きにクギを刺すためでもある。
カール・ビンソンは全長333メートルで、乗艦する士官・兵員約3千人、艦載機約90機を誇る。
URLリンク(www.sankei.com)