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2017.03.08
ウィキリークス、CIAのハッキング「内部文書」暴露
URLリンク(www.cnn.co.jp)
ニューヨーク(CNNMoney) 内部告発サイトの「ウィキリークス」は7日、米中央情報局(CIA)が世界各地で電話やテレビを盛んに
ハッキングしていることを示した内部文書とされる情報を公開した。
それによると、CIAは携帯機器などに侵入して世界中の個人や企業、政府から情報を盗む技術を持っている。内部の専門チームが、
携帯電話やタブレット端末のカメラとマイクを遠隔操作するソフトや、スマートテレビの電源がオフになった状態で会話を盗聴したり
するソフトを開発したという。
自分の携帯電話やパソコン、テレビがCIAにハッキングされているかどうか、一般市民が確かめることは今のところ不可能とされる。
これらの作戦についてはCIAや米政府、その協力者によるハッキングだという形跡を残してはいけないというルールがあり、
ロシアのハッカー集団などになりすます技術が採用されている。CIAにはなりすましの細工を専門とする部署もあるという。
ウィキリークスはさらに、CIAの情報収集技術のほとんど全てが外部へ盗み出されたと主張。犯罪者や外国のスパイ機関に渡って
いる可能性を指摘した。
こうして盗まれた技術を手にしている「米政府の元ハッカーや民間の契約業者」のうち1人が、ウィキリークスに情報を流したとしている。
ウィキリークスの創設者、ジュリアン・アサンジュ氏は声明で、「サイバー兵器」の開発は拡散の危険性が極端に大きいと警告した。
ウィキリークスが主張の裏付けとして公開したのは、CIAの機密情報とされる8761件の文書やファイルだ。CIAの報道官は取材に対し、
文書が本物かどうかを確認したり、その内容についてコメントしたりすることはできないとの方針を示した。
これを受けて下院の民主党議員は、「CIAのハッキング技術がだれの手に渡ったのか、どうしたら米国人のプライバシーを守れるか」
などを知る必要があるとして、議会による調査を要請した。
ウィキリークスによると、ドイツのフランクフルトにある米国総領事館がハッキングの拠点になっている。ここで国務省職員を名乗って
いる数人が実はCIAの覆面ハッカーで、アフリカや欧州、中東に対するスパイ活動を展開しているという。
2017年03月07日
史上最大の流出 ウィキリークスがCIAの秘密ハッキングプログラム「Vault 7」公開 c AFP 2017/ Karen Bleier
URLリンク(jp.sputniknews.com)
7日、ウィキリークスは米中央情報局(CIA)に関する「流出した」一連の資料の公開を始めた。資料のコード名は「Vault 7」。
資料の第1部「Year Zero」には、CIAのサイバーインテリジェンスセンター(CIA's Center for Cyber Intelligence)の機密ネットワーク
から得られた8761個の書類とファイルが含まれている。資料には、2012年から現在の大統領選挙戦にいたるまで、
いかにCIAがフランスの政党と大統領候補の情報を集めていたか、についての情報が含まれている。
文書の第1部には、CIAの世界的なハッキングプログラムの範囲や規模、CIAのハッキングツール、Apple社のiPhone全モデル、
GoogleのAndroid、Microsoft Windowsの全バージョン、さらに隠しマイクが埋め込まれたサムスンのテレビを含む米国および
欧州企業の製品を攻撃するための数十のツールなどに関する8000件以上のCIAの文書やファイルが含まれている。
ウィキリークスは、最近CIAはマルウェアやウイルスを含む大多数のハッキングツールに対するコントロールを失ったと指摘している。
ウィキリークスによると、最近3年間で米国の情報部門はその職員による前例のない一連のデータ抽出に直面し、
CIAが収集した全データは現在第三者の手にあり、他の国の情報機関やサイバー犯罪者の手に渡る可能性があるという。
先に、今日7日午後にウィキリークスのアサンジ氏が一連の新たな文書に関する発表を行うと報じられていたが、
ライブ配信サービス「Perscipe」や「Facebook」のライブ放送がサイバー攻撃を受けたため、発表は延期になった。