17/02/19 21:07:29.16
★コンゴ民族紛争、民兵組織がフツ人の村襲撃 25人殺害
2017年02月19日 13:58 発信地:ゴマ/コンゴ民主共和国
【2月19日AFP】紛争状態が続くコンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、
ナンデ(Nande)人の民兵組織がフツ(Hutu)人の村を襲撃し住民25人を殺害した。
地元当局らが18日、明らかにした。被害者はほぼ全員がなたで首を斬られていたという。
北キブ(NorthKivu)州で知事代理人を務めるフランシス・バクンダカボ(FrancisBakundakabo)氏が
AFPに語ったところによると、キャグハラ(Kyaghala)村および周辺で18日、計25人がナンデ人らの
民兵組織「マイマイ・マゼンべ(Mai-MaiMazembe)」に斬首されるなどして殺害された。
犠牲者は全員がフツ系住民で、18日の午前4時から8時にかけて襲われたという。
襲撃後の現場を確認したという地元市民団体の活動家ホープ・クブヤ(HopeKubuya)氏は、
犠牲者のうち24人はなたで殺害され、女性1人は銃で射殺されていたと語った。
「マイマイ」は自衛を旗印にナンデ人、フンデ(Hunde)人、コボ(Kobo)人で構成された
民兵組織で、主にフツ人から成るニャトゥル(Nyaturu)語系民族と対立している。
コンゴ民主共和国のナンデ人、フンデ人、コボ人の多くがフツ人をよそ者とみなすなか、
農耕民族のフツ人たちは地価の高騰や地主からの圧力によって南部から北部への
移住を余儀なくされており、これが両者間の緊張に拍車をかけている。
コンゴ東部は20年以上にわたって紛争状態にあるが、同様に北キブ州も中部でナンデ人と
フツ人の民兵組織による互いの村の襲撃が繰り返され、両者間の緊張は1年以上前から
悪化の一途をたどっている。
URLリンク(www.afpbb.com)
コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、ゴマ市内を巡回する国連コンゴ安定化派遣団(MONUSCO)の兵士(2016年11月8日撮影、資料写真)
URLリンク(afpbb.ismcdn.jp)