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大国隆正が始めた津和野派の神祇官独占は、朝鮮朱子学による国学の乗っ取りだったんだよ。
松浦光修著 「大国隆正の研究」 (大明堂)を読めよ。
虚飾を去った名著
国学総体像の見直しを迫る労作 菅野覚明 (東京大学助教授)
(「図書新聞」・2001年11月 20日)
こうした「愚直な」探求の結果、本書は隆正の学門・思想をめぐって、いくつかの注目すべき事実を明らかにしている。
第一に、従来の通説に反して、隆正は、篤胤の学問的、思想的影響の圏外で独自にその思想を形成してきたこと、
第二に、その際の柱になったのは朱子学と歌学的国学であったこと、
第三に、隆正が本格的に篤胤思想を意識したのは、歌学的研究の展開が言語哲学的思索を生み、その関連で神話に哲学的関心を向けるようになった四十九歳の時点であること、などである。