17/01/31 19:12:12.48 CAP_USER9.net
2万人を突破した「経営・管理」資格での在留。日本で起業する外国人が増えたのと同時に、実体のない会社を設立して不正に滞在するケースが確認されている。
警視庁が昨年摘発した中国人詐欺団のメンバーも、資格を不正に入手して日本にとどまる“偽装起業家”だった。
警視庁幹部は「不良外国人の受け皿になりかねない」と指摘する。
◆不自然に並ぶ表札
都内の住宅地にたたずむ古びたアパート。一見何の変哲もない建物で、玄関先にある集合ポストが異彩を放っていた。
「○○合同会社」「株式会社××」。ポストには会社の名前らしき表札が並ぶ。
警視庁幹部は「多くが『経営・管理』の在留資格を不正取得するために作られた実体のないダミー会社だ」と語る。
これらの一部は昨年9月下旬、警視庁組織犯罪対策特別捜査隊が摘発した詐欺事件に関与した中国籍の男(21)=当時=が作ったダミー会社だ。
平成26年4月に留学生として来日した男は、入管当局の目をごまかしてビザの入手に成功する一方で、仲間とともに犯罪に手を染めた。
捜査関係者によると、事件は28年1月から5月にかけて発生。男らは偽造カードを使って都内各所のドラッグストアやコンビニでたばこなどをだまし取る犯行を繰り返していた。
組特隊はこの事件で、男を含めたいずれも中国籍の男女6人を詐欺容疑などで逮捕。
うち3人が男と同様に経営実体のない会社を設立する手口で、「経営・管理」の在留資格を