17/01/21 14:16:53.94 kDtFu5Zs0.net
■自由貿易理論には誤りがあった
自由貿易の基礎理論であるリカードモデル ヘクシャーオーリン・サムエルソンの定理は金銭の授受を組み込んでいない。
金銭の授受を組み込んで計算すると、貿易赤字国は利払い分と為替変動分だけ消費が減りやがて消費できなくなる。
自由貿易を維持するには債権放棄を定期的に行わないといけなくなる。
TPPは「自由貿易をすれば双方とも消費が増える」という 金銭の授受を含まないモデルでの理論を基礎にしているので
現実の結果はこれと正反対になり 生産効率の悪い国は良い国に徹底的に収奪される。
ギリシャが良い例である。
ギリシャは現在消費を最小限に抑えられ、変わってドイツがその分を消費している。
■現実の自由貿易
ギリシャの一人当たりGDPの推移
URLﾘﾝｸ(ecodb.net)
ドイツの一人当たりGDPの推移
URLﾘﾝｸ(ecodb.net)
これが自由貿易の結果である。