17/01/07 14:14:21.58
>>1より
番組の中で最も注目を集めたのが、「反対運動の裏にあるカラクリ」として、
「反対派は日当をもらっている!?」と伝えている場面だ。
日当の証拠として登場するのが、1枚の「ビラ」と「2つの茶封筒」。
井上氏は沖縄のラジオDJとともに、ビラについて、反対運動への参加を呼びかけるもので、
「東京で配られた」「5万円をあげると書いてある」と紹介した。
また、茶封筒については「普天間基地の周辺で見つかった」と説明。人名と「2万円」という
金額が書かれていることを示し、「これが事実なら、反対派の人たちは何らかの組織に
雇われているのか」とナレーションが入る。
基地周辺で見つかった、人名と金額が書かれた茶封筒が、どのように反対派とつながっているか。
明確な説明がないため、なぜ、反対派が組織に雇われている証拠となるのかは、不明だ。
スタジオトークでは、このビラが、反ヘイトスピーチ団体「のりこえねっと」によって配られたものであると説明している。
ここで名前があがった「のりこえねっと」はヘイトスピーチに反対する目的で2013年に作られた団体。
上野千鶴子氏(東京大学名誉教授)や宇都宮健児氏(前日弁連会長)らが共同代表を務めている。
「のりこえねっと」は2016年9月、「高江に『私たちの市民特派員を送ろう』」として、カンパを呼びかけている。
この市民特派員には、現地の様子を発信することを条件に、往復飛行機代の5万円が支給される。
「ニュース女子」の報道に対し、「のりこえねっと」側は強く反発した。1月5日、「『のりこえねっと』および
共同代表・辛淑玉を誹謗中傷する虚偽報道に対する抗議声明」とする抗議声明をFacebook上に出した。
“「ニュース女子」は、沖縄・高江のヘリパッド建設問題について、反対運動の參加者の多くに対して
金銭による報酬が支払われているという虚偽報道を行い、さらに、「のりこえねっと」共同代表の
辛淑玉に対して人種差別にもとづく憎悪扇動表現をも行いました“
“私たちは、この事実を深刻に受け止め、TOKYO-MXTVに対して、強い憤りをもって抗議します。
そして、同番組によって傷つけられた人権と名誉の回復と補償を求めるため、必要なあらゆる手段を講じます“
声明では番組が「市民特派員」への手当てを建設反対運動に参加する人への日当であるかのように
歪曲して伝えたと、「日当」報道を強く否定。「関係者は同テレビ局から事前にまったく取材を受けて
おらず、意見の聴取はおろか単純な事実確認すらされていません」と反論した。
また、共同代表の辛氏に向けられた「なぜ韓国の人が沖縄に加わるのか」などという
番組ゲストの発言にも、こう抗議した。
“「のりこえねっと」共同代表の一人である在日三世の辛淑玉に対し、
「韓国人がなぜ反対運動に参加するのか」などと、人種差別にもとづくヘイト発言を行いました“
“これも取材をすれば簡単に分かることですが、ヘリパッド建設を批判する人々の中には
日本以外の国籍を持つ人も多数います。米軍基地をめぐる日米両政府の沖縄への
強権的・差別的対応は、国籍にかかわらず、この国で生きるすべての人々、とりわけ在日を
含むマイノリティにとって重大な問題だからです。にもかかわらず、辛淑玉が在日であるからという
理由でその活動を否定的に報道することはヘイトスピーチそのものであることを、
同テレビ局は深く認識すべきです“
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
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