16/12/20 19:35:35.95 T6ocMr340.net
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従来は財政拡大はそれに伴う財政赤字拡大を穴埋めするため、将来、増税または支出削減が行われるという期待を生み出し、
それに備えた現在の支出抑制を招くので、拡大効果は無いとされていた。
これに対して最近は、財政拡大は、それに伴うインフレ率の上昇によって税の自然増収を生み、
拡大に伴う財政赤字を埋めると期待されるので、支出抑制を招かず、
拡大効果があるという理論が強まっている(例えばC・シムズ米プリンストン大学教授)。
そうだとすれば、量的金融緩和が無効の今日、財政拡大こそが「助っ人」になるべきだという結論になる。