16/12/17 22:54:54.74 SuWi/FXe0.net
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首相のレガシーづくりと中国包囲網という足元を見られ
媚露外交でロシアに骨までしゃぶりつくされる日本
「資源の呪い」にかかったロシア経済 岡崎研究所
URLリンク(wedge.ismedia.jp)
ロシアは新興国と言われますが、実際は、人口も減少している衰退国です。
日本はロシアを過大評価も過小評価もせずに、正確に評価し、政策を立てて行くべきでしょう。
ロシアのGDPは中国の4分の1、日本の3分の1くらいです。
ロシアは中国のジュニアー・パートナーでしかないと考えるのが適切であり、対中戦略でロシアを
「使える」などということはありません。そういう発想をあたかも「戦略的」と考えるような風潮は危険です。
ロシア経済は、この記事が言うように、石油・ガス資源に依存し過ぎており、かつ腐敗が
蔓延しています。製造業が小さな利益を積み上げることにより成り立つのに対し、
資源輸出などは、資源価格が上がれば簡単に巨富を手に出来ます。資源があると
経済がいびつになり、上手く成長出来なくなる現象を「資源の呪い」と言いますが、
ロシアはその罠に落ちてしまっている感があり、いわゆる「レンティア 国家」(もっぱら
天然資源等によるレント収入で賄われている国家)にロシアはなってきています。
こういう国家では、国民は国家からの恵みを受けることになります。ボストンでの
茶会事件の時のスローガンは「代表なくして課税なし」でしたが、レンティア国家では、
逆に「課税がないから、代表もない」ということで、民主主義がなかなか発展しません。
サウジやアラブ首長国連合がそうですが、ロシアもそれに似てきています。ロシアの
優秀な若者には、民主主義がなく、汚職が多く、医療も劣悪なロシアに愛想を尽かし、
米国への移住などを望む人が多いようです。