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- 暇つぶし2ch775:do-np.co.jp/news/opinion/editorial/2-0100106.html ■本当に自由な訪問を …現行のビザなし交流には、元島民が故郷を訪ねる「自由訪問」の枠組みが既にある。しかし現実には、ロシア側が指定する場所での入域手続きや行動範囲の制限から「不自由訪問」とやゆされる。 今年5月には歯舞群島への入域が拒否された。手続きの際、島名を日本語で記入したためとも指摘される。自由訪問以外のビザなし渡航でも同様の問題が頻発する。 今回の合意が本当に自由な訪問の実現につながるのか。交渉で細心の注意を払わねばならない。 四島での共同経済活動は両国の主権問題も絡んで「言うは易し、行うは難し」である。 1998年に当時の小渕恵三首相とエリツィン大統領との合意で作業部会が設置されて以来、検討が繰り返されてきたが、全く進まなかったことでも明らかだ。 今回、首相が掲げた「特別な制度」は何を意味するのか、現時点では不透明だ。 「共同立法地域」の設置も検討されているが、ロシア側からは「ロシアの主権の下で行われる」との発言が相次いだ。 ロシアの法制度の下では実効支配の追認になりかねない。慎重の上にも慎重に行うべきだ。 ■首相は現実語らねば 今回の会談は、一貫してロシア側のペースで進んだ。 プーチン氏の現地到着は予定より2時間遅れた。シリア問題への対応とされるが、詳細は不明だ。 会談直前にはプーチン氏が、日本の一部メディアとの会見で「ロシアには領土問題は全くない」と日本側をけん制した。「帰属」「主権」の言葉が排除された声明を見る限り、その強硬姿勢が影響したと受け止めざるを得ない。 領土問題をめぐるこういった手法の積み重ねが、日本人の対ロ感情の悪化を招いている。 ロシア政府はかねて、ロシア人の対日感情と比べて日本人の対ロ感情は良くないとして、改善の必要性を主張してきた。今回の合意で文化、学術面の交流拡充が盛り込まれたのもそのためだ。 しかしどんなに努力を積み上げても領土問題で強硬な主張が続けば、現状脱却はおぼつかない。 プーチン氏は会見で、日本との関係を「真のパートナーシップに高めたい」と述べた。 首脳会談は今回で終わりではない。首相はこうした事実をプーチン氏に率直に伝える。それが信頼をより高めることにつながる。
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