16/12/17 15:31:14.34 dcGyFNdj0.net
【三橋貴明のブログ】
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★北方「領土問題」は、結局は、
「北方領土での共同経済活動に関する協議を開始することに合意」
のみで決着したようです。国後や択捉はもちろん、歯舞や色丹の帰属問題は進展せず、
官民合わせて80件の経済協力、日本側の投融資金額3000億円の合意文書が交わされました。
プーチン大統領としては、北方領土について「ロシアに帰属している」ことを世界にアピールし、
さらに経済制裁をしているはずのG7諸国の一国(我が国)から、史上最大規模の経済協力を取り付けたわけで、
「完勝」という感じでございましょう。
そもそも、桜の番組でも語りましたが、対露関係の改善を明言しているドナルド・トランプが大統領になった以上、
プーチン大統領が日本に譲歩する理由はありません。今回の訪日も、トランプの就任前に、G7の一角を切り崩せればラッキー、
程度に考えていたのではないでしょうか。
2016年という年は、ブレグジット、トランプ当選に象徴されるように、
これまでのパラダイムが大々的にシフトする歴史の転換点になりました。
特に、アメリカ大統領選挙では、グローバリズムあるいは新自由主義の「欺瞞」が時代を動かした印象を受けました。
ご存知の通り、サッチャリズム、レーガノミクス以降の新自由主義により、
特にアメリカでは医療費が高騰する事態になっています。医療の「自由化」の結果でございますね。