16/12/17 05:44:50.75 6+4qNv1G0.net
SF条約で日本が放棄した千島列島の範囲は、千島樺太交換条約から明らか。
この条約は、フランス語のみが正文であり、それによれば、千島列島とは、
シュムシュ島から「18島」で、ウルップ島まで。国後択捉は含まれない。
歯舞色丹は「千島『列島』」でさえない。
「ロシアが条約締結の時点現在(actualment)で領有する諸島」となっている
から、特定は極めて容易である。
日本語の訳文の誤りで、外務省条約局長でさえ誤ってしまったので、
外務省は後刻訂正している。Actualmentの通常の意味は「今、この時点」
であり、「実際に」などいう意味は、哲学用語などを除いては、現実には
使われない。
ロシア本土と千島列島との境界は、カムチャッカ半島の一端とシュムシュ
の北部の海峡と言ってるだけであり、境界の南端は、18島という島数
と条約時点での領有の実態から、確定は容易であり、言うまでもなかった。
プーチンが主張した千島列島の範囲に対しては、安倍が条約のフランス語
を引用すれば一発で論破できたこと。しかし安倍はフランス語が出来なかった
のだろう。