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在沖縄米軍トップ異例の「謝罪」 県側「植民地意識」と反発
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在沖縄米軍トップのニコルソン沖縄地域調整官(海兵隊中将)は14日、新型輸送機オスプレイが沖縄北部沿岸で
不時着したことを受けて記者会見し、オスプレイへの信頼性を失わせた可能性があるとして「沖縄の人々に謝罪する」
と述べた。沖縄の米軍トップが「謝罪」という言葉を使うのは異例。22日の米軍北部訓練場(東村など)の部分返還など
重要日程を控え、早期の沈静化を図る狙いもあるとみられる。
しかし会見直前にニコルソン氏と会談した沖縄県の安慶田光男副知事は、直接の謝罪はなかったとし「植民地意識
丸出しだ」と強く反発。別のオスプレイが13日夜に宜野湾市中心の普天間飛行場で胴体着陸していたことも新たに判明、
沖縄側はオスプレイの安全性を問題視していくとみられる。オスプレイは北部訓練場の未返還区域でも運用予定。
安慶田氏によると、ニコルソン氏は「パイロットは県民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と発言した。