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政策綱領採択も議事混乱＝トランプ氏めぐり亀裂露呈－共和党大会が開幕・米大統領選
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【クリーブランド（米オハイオ州）時事】米共和党の全国大会が１８日、中西部オハイオ州クリーブランドで、
４日間の日程で開幕した。初日は大統領選の事実上の公約となる政策綱領を採択。
しかし、実業家ドナルド・トランプ氏（７０）の指名阻止を目指す一部の代議員が大会規約の改正を模索し、
議事が一時混乱するなど、党内の亀裂の深さを印象付ける幕開けとなった。
綱領には、メキシコからの不法移民流入阻止を掲げるトランプ氏の主張を踏まえ、
「南の国境に沿って壁を建設することを支持する」と明記。トランプ氏が訴えたイスラム教徒の
入国禁止の趣旨も反映し、「イスラムのテロと関係がある地域から入国しようとする外国人には、
特別な調査を適用しなければならない」と記した。
トランプ氏が環太平洋連携協定（ＴＰＰ）離脱を訴えていることから、２０１２年の綱領にあった
ＴＰＰ推進の文言は削除。”「米国を第一に置いた貿易協定が必要だ」”などと記した。
さらに「重要な貿易協定は（１１月の大統領選後の）レームダック（死に体）議会で（審議を）
急ぐべきではない」とし、新大統領就任前にＴＰＰを連邦議会で採決しないよう
クギを刺す文言も盛り込まれた。
＞”「米国を第一に置いた貿易協定が必要だ」”などと記した。