16/11/03 17:37:12.30 iXdVfIxk0.net
>>179
まったくそのとおりだね。この講演とか的確。
【白川総裁講演】日本経済の競争力と成長力の強化に向けて
URLリンク(www.boj.or.jp)
一国の経済成長率の動向はやや長い目でみると、資本ストックや労働力、技術革新
といった実体的要因、ないし供給サイドの要因に規定されます。このことをいわゆる
成長会計の枠組みで説明すると、成長率は就業者数の伸びと就業者一人ひとりが
生み出す付加価値、すなわち付加価値生産性の伸びに分解できます。
労働力人口の減少は、日本経済にとって実に強い「逆風」であり、我々は、この
「逆風」の意味をもっと深刻に受け止める必要があります。
もちろん、付加価値生産性の伸びをさらに高められると、問題の程度は緩和します。
しかし、日本は過去10年間のG7諸国の平均を若干上回る伸び率は実現しており、
これを一挙に1%以上も高めることができると考えることは現実的ではありません。
中央銀行の金融緩和は、言わば明日の需要を今日に前倒しすることによって現在の
景気を刺激する効果を持ちますが、その明日になると、明後日の需要をさらに前倒し
しない限り、効果が減衰します。いずれにせよ、前倒しする需要の大きさ自体は、
先行きの潜在成長力に規定されます。
それだけに、潜在成長率自体を引き上げる努力が不可欠です。