16/10/17 08:17:34.77 zHSLxDtV0.net
>>25
日本産科婦人科学会では、医学的には35歳を過ぎると卵巣機能が低下し、不妊原因となる子宮筋腫
子宮内膜症の合併率の上昇や全身疾患・合併症妊娠の可能性の増加等により、妊娠率の低下、
流早産率の増加、さらには、ダウン症等の胎児異常の発生率が高くなることなどが指摘されている。
また、生殖医療技術が進歩した今日では、不妊に悩む夫婦にとって不妊治療に妊娠・出産の願いを
求める事も多いが、不妊治療のうち体外受精における妊娠率は“32歳過ぎから急速に低下し始め”、
40歳以上での妊娠はなかなか困難であるともいわれている。若いうちに結婚・出産していれば
不妊治療をしなくても済んだと思われる人たちが増えているとの指摘もなされるところである。
妊娠・出産には年齢が大きな要素を占めていることは明らかであるが、
少子化の背景には、晩婚・晩産化があることを政府は認めているものの、
妊娠・出産には適齢期があるという医学的観点からの指摘については、
少子化白書等を始めとして殆ど触れられていないのが現状である。
政府として、その様な指摘をするのは女性に対して、
産めよ増やせよという政策を奨励する事になりかねないとの懸念がある。
文部科学省の担当者は「早く産んだ方がいいというメッセージになりかねず、
不妊についてどのように教えるかは難しい」と答えている。
なお、妊娠・出産の適齢期の広報啓発ついては、
今次の男女共同参画基本計画にも盛り込まれていません。
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(一〇一七〇七四五)
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