16/10/14 21:43:40.33 gDEm0mNf0.net
>>326続き
> 以上、住民基本台帳における台湾への転出、台湾からの転入の際の台湾表記(地方自治体)、在留
>カード(法務省入国管理局)や外国人住民基本台帳(総務省)における台湾出身者の台湾表記など、
>日本では台湾と中国を区別して表記する傾向が顕著になっている。
> 運転免許証(国土交通省)においても、台湾出身者の本籍蘭は「中国」とされてきたが、近年は空白と
>する措置が取られていた(2010年からはIC化により本籍欄は消滅)。
>しかし、戸籍では台湾出身者は依然として「中国」とされている。
> そこで、国会でも昨年からこの戸籍問題を解決しようという動きが起こった。
> まず、平成23(2011)年7月27日、中津川博郷・衆院議員が衆院外交委員会において質疑。国会で台湾
>出身者の戸籍問題が審議されたのは初めて。中津川議員は「台湾出身者の戸籍の国籍欄や出生地欄
>で『中国』あるいは『中国台湾省』とされていて、非現実的な記載がされているのはおかしい」と指摘。これ
>に対して、法務省の小川敏夫副大臣は「日本の国籍表示において台湾を認めるか否かは、台湾に対する
>わが国の立場を踏まえて慎重に検討する必要がある」と答弁。
> また、同年8月9日、大江康弘・参院議員が「戸籍における台湾出身者の国籍表記に関する質問主意書」
>を提出。菅直人総理からの「答弁書」は、台湾出身者の国籍や出生地を「中国」や「中国台湾省」と表記する
>のは、昭和39年6月19日付で出された法務省民事局長による「中華民国の国籍の表示を「中国」と記載する
>ことについて」という通達が根拠になっていることを認めたものの、台湾出身者の国籍を「中国」としている
>ことは「我が国が国家として承認しているところの『中国』を指すものであり、このような取り扱いに問題が
>あるとは考えていない」と答弁。
> 日本が「政府承認」している「中国」とは中華人民共和国で、外務省の説明によれば、「国家承認」している
>「中国」は明治時代にまでさかのぼるとされ、現在の中国大陸や台湾を含む地域とされている。
> しかし、実際の戸籍では「出生地」として「中国台湾省」と表記されている。つまり、現在の台湾(中華民国)では
>「台湾省」という行政区は機能停止状態にあり、一方、「台湾省」という行政区を設置しているのは中華人民共和国
>なので、日本の戸籍では未だに台湾出身者を「中国人」としているのが現状だ。