16/10/12 20:09:42.73 CAP_USER9.net
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の集中審議で、待機児童ゼロに向けて、
保育士の処遇を改善するため、技能や経験のある職員を対象に、来年度から
月額4万円程度の上乗せを目指し、検討を進める考えを示しました。
この中で、民進党の山尾・前政務調査会長は、
「民主党政権では、待機児童が減少したが、第2次安倍政権において、再び増加に転じた。
『待機児童ゼロ』をうたいながら増えていることをどう考えるか」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は、「民主党政権時代の2.5倍のペースで保育所を整備してきたが、
申し込み者が2倍に増えた。働く女性が増えた結果、申し込みが増え、結果として保育所を
整備しても残念ながら追いつかなかった。待機児童ゼロに向かってさらに努力を重ねていきたい」と説明しました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「保育士の処遇を2%引き上げていく。
プラス、保育士として技能や経験を積んだ職員について、4万円程度の追加的な処遇改善を
継続して実施できるよう予算編成過程でしっかりと検討していきたい」と述べ、保育士として技能や
経験のある職員を対象に、来年度から月額4万円程度の上乗せを目指し、検討を進める考えを示しました。
一方、山尾氏が、民進党などが衆議院に提出している保育士らの給与を、
月額で5万円引き上げるための法案に協力を求めたのに対し、安倍総理大臣は、
「恒久的な財源の確保策が明らかになっていない点、人材確保のために必要な
総合的な対策となっていない点に問題があると考えている」と述べ、否定的な考えを示しました。
・以下引用ソース :NHK 10月12日18時51分
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