16/10/08 08:26:45.14 DmuTR90+0.net
日米安保条約は、アメリカには日本を守る義務があるが、日本にはアメリカを守る義務がないから、
いわゆる片務条約だとも言われている。
果たして本当にそうなのだろうか?
日本は、在日米軍基地のために日本の国土を提供している。
そして、その地代や米軍基地設置自治体への交付金、思いやり予算、米軍再編費用など、
毎年約8,000億円にも上る国費を投入している。
しかも、その在日米軍基地は、日本を守るためだけに存在しているのではない。
アメリカのアジア中東地域における世界戦略の拠点としても利用されているのだ。
過去には、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争などへの派兵拠点として実際に利用された事実がある。
この事から、日米安保条約は、日本を守るという名目でアメリカの世界戦略にために日本を利用するための条約であると言っても過言ではない。
だったら、日本もアメリカを利用すればよい。
現実に、日本には在日米軍基地やアメリカの核の傘を抑止力として利用してきた歴史がある。
しかし、それ以上のさらなる抑止力は期待できない。
であるならば、アメリカにも日本にこれ以上の期待をしてもらっては困る。
上述の事実関係からすれば、日米安保条約は、その実態において十分に双務性があり、事実上の双務条約であると言えよう。
だから、自衛隊員は、アメリカの世界戦略の先兵となる義務もないし、アメリカの為に血を流す必要もない。
日本が攻撃されたときのみ戦えば良いのだ。
新安保関連法は、アメリカに利する事はあっても、日本にとっては、リスクや不利益ばかりである。(´・ω・`)