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豊洲市場 公明党の独自調査でシアン化合物検出
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
9月20日 20時39分
豊洲市場の土壌の汚染対策をめぐる問題で、都議会公明党は、盛り土が行われていなかった市場の建物の地下に
たまった水について民間の調査機関に分析を依頼した結果、水産卸売場棟から環境基準を上回るシアン化合物が検出されたと発表しました。
豊洲市場の土壌の汚染対策をめぐる問題で、都議会公明党は、今月14日、青果棟、水産仲卸売場棟、水産卸売場棟の
3つの建物の地下にある空洞にたまった水をそれぞれ200ミリリットル採取し、民間の調査機関に成分の分析を依頼していました。
その結果、検査項目とした合わせて7種類の有害物質のうちベンゼンや六価クロムなど5種類については検出されなかったと発表しました。
一方で、3つの建物からそれぞれ、環境基準を下回る微量のヒ素が検出されたほか、水産卸売場棟から、環境基準を上回る、
1リットル当たり0.1ミリグラムのシアン化合物が検出されたということです。シアン化合物については、
先週、発表された東京都や共産党都議団による調査結果では、3つの建物のいずれからも検出されなかったとしています。
公明党は、「今回の調査結果はあくまで参考値ではあるが、新たな疑義であり、都に再調査を求めたい」と話しています。
専門家「健康への影響はないと考えられる」
豊洲市場の水産卸売場棟の地下にたまった水からシアン化合物が検出されたという結果について土壌汚染などの
環境問題に詳しい京都大学大学院工学研究科の米田稔教授は「豊洲市場の土壌からは以前、高濃度のシアン化合物が検出されていたので、
有害物質を除去した場所よりも深いところから地下水が上がってきている可能性が高い。シアン化合物が含まれた水でも口に入らなければ
問題ないので現時点では健康への影響はないと考えられるが、地下水を下げる対策を取ったり有害物質を除去した土壌が再び汚染されていないか、
再評価したりする必要があると思う」とコメントしています。