16/09/01 09:17:17.18 t0ieFcbF0.net
テレビジョン放送の普及と技術の向上や開発を目的として
国家が保護育成のために作った、特別な法律に設置の根拠がある
法人だったから、法律には解散する場合の規定も設けられている。
そろそろそれを発動するべき時が来たのではないか。
国民的議論が必要だろう。
たしか、NHKの前身である国民放送協会は、二次大戦前から
国内のラジオ放送網を独占する放送局だったが、
ヒトラードイツでも研究がされていたテレヴィジョンの研究に
着手。当時予定されていた東京オリンピックの技術目玉として
のテレビ開発を試みていたが、日中戦争の戦局の悪化と
オリンピックの返上でいったんテレビ開発計画は延期になり、
二次大戦後は電探の開発に技術的努力は向けられた。
敗戦後に、テレビ先進国アメリカからの政治的指導と技術導入で、
テレビ放送を開始せんがためにテレビ放送についての法律も
作った。
NHKが始めようとして行っていたテレビ試験放送の規格は
アメリカの放送方式に非常に似ていたが少し違い、
走査線の数がわずかに違うなどや電波の帯域が狭くとられていたと思う。
しかし、本放送開始に合わせて、企業側の要望もあり、結局アメリカの
放送方式と互換性を持つように規格を変更した。
テレビ放送自体はNHKよりも日本テレビの前身が先に
始めたような気もする。(それとも商業放送としては日本テレビが
日本で一番最初ということだったかな?)放送法のテレビとかNHKに
関する規定を作った時にはまだ視聴料金無料で広告収入で運営する
民間放送局が始まることを想定してはいなかった。
初期のテレビ受信機は試験放送の段階では、国内企業では製造も
されておらず、RCAから特許を受けて初めて国産商品として作った
のが早川電機(後のシャープ)だったと思う。アメリカのテレビ装置
を輸入して改造すれば、映ったのかもしれないが、そのあたりどうだったか。
シャープなどが乗り出す前から、秋葉原で静電偏向方式のモニター管
(オシログラフなどに使う蛍光表示管)を使った組み立てキットとか、
ショップブランドの特注機が作られてたり売られていたりもしたようだ。
初期の今の感覚でいえば数百万円相当にあたるテレビジョン装置は、
最初は街頭テレビだとかあるいは喫茶店や料理屋などの店の中に置かれ、
客引きなどに使われた。そのような時代ならば設備を設置した人から
受信料金を徴収しようというのも当然だったろう。