【社会】移転近づく築地市場で見えた、小池百合子都知事の別の顔〈週刊朝日〉at NEWSPLUS
【社会】移転近づく築地市場で見えた、小池百合子都知事の別の顔〈週刊朝日〉 - 暇つぶし2ch1:砂漠のマスカレード ★
16/08/24 07:03:17.26 CAP_USER9.net
決断の時が迫っている。
東京都の小池百合子知事(64)は8月16日、11月に移転が予定されている築地市場(東京都中央区)と、豊洲新市場(同江東区)を視察した。
移転をめぐっては、新市場の機能や、東京ガスの工場だったころの土壌汚染などを不安視する声が後を絶たない。
水産仲卸業者の過半数が延期を求める署名に応じる事態となっている。
小池知事は選挙中、移転について「一歩立ち止まって考える」と語り、「安全性の確認について皆様に情報開示をして、
皆様が納得できるデュープロセス(適正な手続き)を経なければならない」と熱弁していたが、この日の視察は少し様子が違った。
築地の視察では建物の屋上から市場全体を眺める場面を報道陣に撮らせたものの、市場内を歩いて関係者の説明を受ける部分は報道陣をシャットアウト。
途中、移転に反対する有志団体のメンバーで、マグロ仲卸業者の和知幹夫氏が陳情書を手渡そうと近づいたが、
黒いスーツのSPが割って入って阻止する場面もあった。和知氏がこう憤る。
「選挙中に築地で演説した時はニコニコ笑顔で握手してくれたのに、今回は私を一瞥しただけで目をそらして無視。
まるで女王様のような態度にコロッと変わっていて、信用できないと感じました。
そもそも視察の日はお盆休みで人もおらず、電気も消えた市場内をたった10分ほど歩いただけ。本気で視察する気があったとは思えない」
続く豊洲の視察でも、報道陣は事前に決められた数カ所の「撮影ポイント」からの取材しか許されず、
担当者と小池知事の会話も聞こえなかった。情報開示はどこへ行ったのか。
視察を終えた小池知事は豊洲について「施設も最高級。世界でもまれに見る新しい市場」と語ったが、
「日程を第一に考えるのではなく、皆様のご納得、安心を優先させていきたい」と、移転延期に含みも残した。
新市場の青果棟の建物内の大気からは環境基準の6割余にのぼる量の発がん性物質・ベンゼンが検出されており、安全性への不安も残る。
日本環境学会元会長の畑明郎氏はこう語る。
「青果棟があるのは元々ベンゼン汚染がひどかった地点。ベンゼンには揮発性があり、建物の隙間から室内に入った可能性が考えられます。
都の土壌汚染対策では地表から2㍍の土が入れ替えられましたが、深部の汚染は残った。
豊洲は水はけの悪い土地で、地下水の上昇などによって地表近くも再汚染される可能性がある。移転を延期して再調査するべきです」
移転を延期するかはリオ五輪から帰国する24日以後に判断するという。290万票を集めた新知事の真価が問われる。
※週刊朝日 2016年9月2日号
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
dot. 8月24日(水)7時0分配信


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