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- 暇つぶし2ch2:纒\的です。地球の生態系を狂わす恐るべき物質として一時は大変な注目を集めました。1998年には流行語大賞にノミネートされるなどメディアでも盛んに取り上げられましたが、ダイオキシンやPCBへの対策が進んだこともあってか、最近では話題に上ることが減りました。 しかし、精子減少に歯止めがかかったわけではありません。新たな原因としてカノーラ菜種油や水素添加植物油に環境ホルモンと同じような性撹乱作用があることが突き止められました。カノーラ菜種油は、サラダ油やキャノーラ油などの調合油の主成分です。 精子減少が始まった50年前からもっとも大きく変わったのは食生活で、なかでも植物油の摂取量の増大は突出しています。今の20代男性の精子量は、親世代の40代の半分という報告もあり、植物油過剰摂取の2世代目はさらに精子減少が進んでいるとの解釈も成り立ちます。我が国では1988年に、菜種油生産量が大豆油を上回っています。 菜種油の影響で性ホルモンが正常に働かないことは、生殖機能を低下させるだけでなく、セクシュアリティの多様さや異性そのものへの関心のなさなど、子育て以前に種としての存続問題を生み出します。恋愛に淡白な草食系から、最近では恋愛そのものに興味を持たない絶食系が増えているといわれますが、こうした現象も精子減少とは別の植物油の過剰摂取がもたらす性ホルモン撹乱作用の結果とも解釈できます。 本連載では、体に良いとされている植物油がさまざまな病気を引き起こすことを、体験を交えて記してきましたが、精子減少や絶食系は少子化に直結し、国の存続にかかわる大問題です。 国は野放しにされ続けている植物油対策に本腰を入れるべきです。 (文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家) http://biz-journal.jp/2016/08/post_16369.html
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