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★原発事故で失踪、東電に賠償命令=認知症患者の家族勝訴-東京地裁
東京電力福島第1原発事故の直後、入院先の双葉病院(福島県大熊町)から
行方が分からなくなり、失踪宣告を受けた認知症患者の親族が
「行方不明になったのは原発事故が原因だ」として、東電に4400万円の
損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(水野有子裁判長)は10日、
東電に計約2200万円の支払いを命じた。
東電は「地震による停電で病棟の電子錠が開いたことが原因」と主張したが、
水野裁判長は「事故がなければ病院職員は避難せず、患者の外出を防げた」と退けた。
判決によると、認知症で入院していた女性患者=事故当時(88)=は、
避難指示が出た2日後の2011年3月14日、病院内で無事が確認されたのを
最後に行方が分からなくなった。親族の申し立てを受けた福島家裁相馬支部は
13年、「事故後に1人で病院外に出て、ほぼ無人となった地域を徘徊
(はいかい)し、死亡の原因となる危険に遭遇した」と認定、失踪宣告した。
東京電力ホールディングスの話 判決内容を確認した上で、真摯(しんし)
に対応する。(2016/08/10-16:37)
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