16/07/27 18:56:21.88 CAP_USER9.net
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相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の死傷事件で重傷を負い、東京医科大学八王子医療センター(東京都八王子市)に搬送された20~50代の男女4人が27日までに意識を回復した。手術を担当した新井隆男救命救急センター長によると、20代の男性は目を覚ました直後、「助けて」と口走ったという。
新井医師らによると、4人は全員、首を中心に複数箇所を刺されていた。搬送時は出血多量のショック状態で意識を失っており、センターで首の血管を縫い合わせる手術などを受けた。
20代の男性は26日午後6時半ごろ、集中治療室で意識を取り戻した。呼吸を確保するため口から挿入していた管を抜いた直後に目を覚まし、「助けて」と早口で口走った。
男性は不安げな様子で、その後も「犯人は逮捕された?」「(自分は)生き返った?」などと看護師に問い掛け、看護師が「大丈夫だよ、ここは病院だよ」と諭すと、落ち着きを取り戻し、ほっとしたような表情を浮かべた。しばらくすると、「おなかすいた」と話したという。
4人とも命に別条はなく、50代の女性は既に食事を取り始めているが、全員、容体を慎重に見極める必要があり、退院時期は見通せない。
新井医師は「精神的ショックも重要な課題だ。今後は精神科医のカウンセリングを受けられるようにするなど、環境を整えていきたい」と述べた。