16/07/24 08:10:01.75 MgIuWHIP0.net
>>480
> 論文タイトルが示す通り、視床と大脳皮質のシナプスに於ける投射形成に
> 伴ってSTDP(スパイクタイミング依存的可塑性)の変化に関するカンナビノイド・
> システムの研究で、「因果関係を研究」した研究ではない。
因果関係って何のことか理解できているのか?
以前に確認したときは完全に間違っていたが、どうやらいまだに因果関係が意味するところを分かっていないようだ。
そもそもタイトルだけ持ち出したところでそれがどうしたとしか言いようがない。
肝心なのは内容では無いのかね?
阪大の研究については阪大がわかりやすくまとめている。
URLリンク(resou.osaka-u.ac.jp)
> 今回、木村准教授らの研究グループは、視床―皮質投射ができる時、最初はシナプス前後(視床細胞と大脳皮質細胞)の同期した活動によってシナプスが強化され、
> 広い範囲に投射が伸びた後一部の投射先を除いて今度は同期した活動がシナプスを弱化されるというルールに変化し、余計な投射が刈り込まれ整然とした投射ができることを見出しました(図2)。
> また、このシナプス弱化時には同期した活動によって神経細胞からカンナビノイドが放出されること、さらに、放出されたカンナビノイドによって不要な神経投射が退縮することがわかりました。
> 同時に、カンナビノイドを外来性に摂取しても神経投射が退縮することも確認されました。
> さらに、カンナビノイドの受け手であるカンナビノイド受容体の機能を遺伝的に欠如させると余計な投射の刈り込みがなくなり、無秩序な投射のまま残ってしまうことが判明しました。
見いだす、確認される、判明する、これらは全て因果関係を証明した言い方だ。
カンナビノイドがあるとこれらの影響が発生することが示された、すなわち「カンナビノイドが存在する」と言う原因と「シナプスに与える影響」と言う結果が結びついている研究であるってこと。
彼ら自身がわかりやすく説明しているにもかかわらず、どうして理解しようとしないのだろうか。
書いても無いことを勝手に判断して決めつけているのが非常に不思議でならない。