16/07/05 17:26:55.67 fuT2Mkcg0.net
社会扶助による配分によって日本の格差=ジニ係数は先進国の中で
中程度にとどまっているので、現時点で日本はそれほど格差は大きくなく、
逆にそれほど格差が小さいとも言えない状況にあるといえる。
理解しなければならないのは、政府は打ち出の小槌を持っているわけでは
ないということだ。国際社会において各国の個人間の格差が増大していく
流れとなれば、日本はそれら国際社会の平均的な格差を自国に適用する
ように社会保障をコントロールする可能性が高いから、日本でも格差は
広がる余地がある。
大事なことは日本の格差を小さくしたいのなら、他の先進国内の
格差を小さくするように働きかける必要がある。日本だけが格差を
小さくすることは、競争の観点から難しい場合がある。