16/07/05 17:21:55.34 fuT2Mkcg0.net
格差については自分のこととしてではなく客観的に知る必要がある。
もっとも重要なことは、同世代内における格差は年齢を重ねるほどに
大きくなるという点だ。
小中学生には大きな格差はないが、大学を出て就職し、ある者は起業して
それなりの収入を得るが、そうではない者は日雇いアルバイトで
日々の生活に汲々とするだろう。
やがて年を取り高齢者になった時、ある者は資産数億を保有し
金融資産の配当で悠々自適な老後を送る一方、資産を全くもたず
生活保護で一人寂しく狭い部屋でテレビを見て過ごすだろう。
高齢者における同世代内の格差は最大となる。
実際に社会保障を除いた場合、高齢者のジニ係数は5を超える。
この値は、暴動が起きてもおかしくないレベルの収入格差だ。
しかしながら、年金その他の社会扶助を配分した後のジニ係数は
3台中盤を維持しており、大きすぎない格差の範囲にとどまっている。