【タックスヘイブン】「パナマ文書」が暴いた巧妙な税逃れの手口at NEWSPLUS
【タックスヘイブン】「パナマ文書」が暴いた巧妙な税逃れの手口 - 暇つぶし2ch2:ちゃとら ★
16/06/14 03:50:20.73 CAP_USER9.net
>>1
■元シティCEOや大リーガーの名前も
モサック・フォンセカの顧客リストには、多くの国の有名政治家の名前が入っていたが、米国の大物政治家の名前は入っていないようだ。
しかし、同社のサービスは、米国の富裕な著名人の間で人気があったようだ。
2001年には、当時シティグループのCEOだったサンフォード・I・ワイルが、エイプリルフールという名の会社を自分の船のために設けた。
また、ニューヨーク・ヤンキースなどでプレーした大リーガーのアルフォンソ・ソリアーノは、彼のために設立されたパナマの会社を所有していた。
ワシントンの大手不動産ディベロッパー、ジョン・E・アクリッジ三世は、モサック・フォンセカの弁護士らと会うためにパナマへ飛び、弁護士らは2011年に「シクロプス・ファミリー財団」をパナマで設立して、その関連口座も開設した。
パナマ文書を見る限り、ポンソルトとその子供であるトレイシーとクリストファー以上に、モサック・フォンセカから手厚いサービスを受けていた米国人クライアントはほぼいないようだ。
3人はそれぞれに秘密のメールアカウントを提供され、「父」「娘」「息子」というコードネームが付けられていた。
同社の「VIPサービス」には、パナマシティの人気フランス料理店でのランチ予約から、ポンソルトとその妻がパナマのパスポートを取得する際に例外を認めるよう政府に圧力をかけることまでが含まれていた。
■80万ドルを「父」から「息子」へ送金
何年にもわたり、ポンソルトの数千万ドルものおカネが、さまざまなペーパーカンパニーに流れ込んだ。
たとえば、「バルダノ・インベストメント・グループ」はスイスのベレンベルグ銀行に口座を持っている会社だった。
こうした一連の仕組みの中でも最も重要だったのが「エデンストーン財団」だ。
パナマ文書に記されていた秘密のミーティングでモサック・フォンセカは、世界中の銀行口座に置かれたおカネの財団経由での受取人を、ポンソルト一家とした。
初期の依頼の中には、80万ドルを「父」から「息子」に秘密裏に送金する、というものがあった。
つまり、モサック・フォンセカがクリストファー・ポンソルトのために設立したまた別のペーパーカンパニーにおカネを移すということだ。その会社の銀行口座は、アンドラとパナマにあった。
弁護士のジャック・ブルームによると、連邦法では、家族間で資金を移動できる非課税限度額は年間1万4000ドルだ。
しかし、この「相続前分配」と文書に記されたポンソルト家の送金では、米国で通常課税されるであろう贈与税が支払われた証拠は文書内には見つからなかったという。
ブルームは国際的な脱税に詳しく、10年以上にわたり国税庁(IRS)のコンサルタントを務めた人物だ。
クリストファー・ポンソルトはこの件に関するコメントは控え、電話を切る前に「申し訳ないが、協力はできない」と言った。
モサック・フォンセカは別のクライアントのため、プレミアム価格で特別サービスを提供していた。
ニューヨークに住む作家のマリアンナ・オルシェフスキーは、(オフショア金融センターとして知られる)ガーンジー島の香港上海銀行に保有していた100万ドルを、新たな海外口座に移したいと考えた。
ポイントは、この取引に関して、彼女の名前が表れないようにしたい、ということだった。
つづく


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