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「サインしたじゃねえか!」 拒否する女性を数時間脅し撮影強行 同様の相談数十件
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所属する女性を実際の性行為を含むアダルトビデオ(AV)の撮影に派遣したとして大手AVプロダクションの元社長らが逮捕された事件で、
女性がAV撮影を拒否した際、元社長らが数時間にわたって女性を脅し撮影を強行していたことが13日、警視庁への取材でわかった。
同様の相談は数十件あり、警視庁保安課は業界内で悪質な撮影が横行していたとみて調べる。
逮捕されたのは、「マークスジャパン」(東京都渋谷区)元社長の村山典秀容疑者(49)=世田谷区代沢
社長の高山祐次こと古指(こざす)隆士容疑者(50)=同区宮坂▽社員の高橋慶将(けいすけ)容疑者(34)=豊島区池袋。同課は認否を明らかにしていない。
同課によると、女性は平成21年に別のモデルプロダクションからマークス社を紹介され、
当時社長だった村山容疑者に「グラビアモデルとして契約してもらう」と説明され、契約書にサインした。
女性は契約書をよく読ませてもらえず、写しも受け取っていなかったが、「成人向けの作品も出演する」とする文言が書かれていたという。
その後、村山容疑者らは女性をAVの撮影現場に連れていき、女性が拒否すると、
「サインしたじゃねえか!」「違約金を払え」などと数人で取り囲んで数時間にわたって軟禁状態にし、撮影を強行したという。