16/06/10 02:08:51.81 f5sslcUg0.net
■[はぁ?デフレってむしろうれしいんですけど?]
それはよくある誤解です。世界各国どこでも「賃金の下方硬直性」と呼ばれる現象があることが知られています。これは平たく言えば「賃金は下がりにくい」ということなので、一見すると「うれしいこと」のように感じる人がいるのは不思議なことではありません。
しかし、経済は個人や企業が複雑に関係しており、単純ではありません。特にデフレになっても賃金が下がりにくいせいで、企業業績が急激に悪化することが知られており、その結果として新しい投資が抑制されたり、企業がリストラを行って職を失う人が出たりします。
さらにもっとも打撃を受けるのは新卒採用の学生さんと現在失業している人たちです(新しい人を雇わない、というのが一番簡単な人件費抑制策なので)。
デフレは「就職氷河期」や失業率増加などの現象を激化させています。