16/06/08 11:12:08.98
2016.6.8 08:22
★民進党、特命チーム乱立も成果乏しく… 休眠、官僚つるし上げ、政権追及のポーズ
民進党が、与野党が対立する政策課題や安倍晋三内閣の閣僚の疑惑追及に関する
「特命チーム」を乱立させている。政権への攻撃材料を入手して存在感を示したチームも
中にはあるものの、「数」の割には成果が乏しいのが実態だ。
一連の「チーム」の先駆けは、旧民主党時代の1月末に発足した、甘利明経済再生担当相
(当時)の金銭授受疑惑に関する特命チームだった。その後、「パナマ文書調査チーム」
「東京五輪招致疑惑調査チーム」「年金損失『5兆円』追及チーム」「安倍政権公約違反調査チーム」
などが相次いで設置され、総数は約20にも及ぶ。「舛添要一東京都知事追及チーム」のように
国政以外に“触手”を伸ばしたケースもある。
甘利氏に関するチームでは、甘利氏の元秘書と建設会社側の現金受け渡し場面とみられる
会話の音声データを入手して公開するなど、一定の注目は集めた。
しかし、「ネタ切れ」で実質的に休眠状態のチームもある上、大半は関係省庁の官僚をつるし上げる
だけの場になっているのが実相だ。会合は報道陣にフルオープンで行われており、政権追及のポーズを
印象づけようという思惑も透ける。
6日に開かれた甘利氏の「疑惑追及チーム」では、初鹿明博青年局長らが検察審査会の手続きや
不起訴処分の定義などを法務省の官僚に問いただすばかりで、肝心の「疑惑追及」は一向に深まらなかった。
5月30日の「サミット関連調査チーム」では、山井和則国対委員長代理が英紙「タイムズ」の風刺画を
安倍首相を揶揄する内容だと曲解して批判を展開。後に誤解を認めたが、「外務省の方がそういう意図で
あることを否定しなかったので、そういう風刺画と理解した」と釈明する一幕もあった。(松本学)
URLリンク(www.sankei.com)