16/06/03 17:45:54.46
2016.6.2 21:14
★【2016参院選】連合「三重苦」…民進党の支持率低迷 一部産別も離脱 野党統一名簿も頓挫
政府は2日の閣議で、参院選の日程について「22日公示-7月10日投開票」と正式に決めた。
事実上の選挙戦が始まった2日、民進党最大の支援団体、連合は総決起集会を開き、
同党と政策協定を締結。過去最多の組織内候補12人を同党の比例代表に擁立して完勝を目指す。
だが、頼りの党の支持率は1桁にとどまり、期待する野党各党の統一名簿構想も頓挫。
さらに一部の産業別組合が連合を離脱する「三重苦」に見舞われ危機感は募るばかりだ。
「連合として民進党を精いっぱい、最大限、全面的に支援する」
連合の神津里季生(りきお)会長は2日の集会で、参院選で民進党への協力を約束。
長時間労働の是正などを盛り込む政策協定に署名した。
神津氏はさらに、消費税率10%への引き上げ延期を踏まえ、「選挙のためなら、とってつけたようにこじつけの解釈をする。
牽強付会(けんきょうふかい)と言わざるを得ない」と指摘。安倍晋三政権への批判を展開した。
連合は4月、民進党と「連携を図る」との対応方針を決め、旧民主党時代の「支援を強化する」との表現を修正。
格下げに映る対応は波紋を呼んだ。ただ参院選では、民進党から大量の組織内候補を擁立。
政策協定の締結を前提とした共闘は既定路線といえる。
連合は平成25年参院選で組織内候補の当選は6人にとどまった。今回こそ当選者を増やし、影響力の拡大を狙うが、
問題は「二大政党が拮抗(きっこう)しなければいけない」(神津氏)はずの民進党支持率の低さだ。
各社の世論調査でも支持率は10%以下で、民主、維新両党の合併効果は薄い。
連合は、比例票を効率的に獲得するため、野党各党による統一名簿構想を後押しする。
神津氏は2日の会見で「受け皿はより強固なものがいい。思いが共有する方々が団結し、壁を乗り越えてほしい」と強調。
民進党の岡田克也代表も5月末、社民、生活両党に統一名簿の検討を打診した。
だが、岡田氏が想定していた「民進党・市民連合」の名称が法律上使えないことが分かり、岡田氏は2日、記者団に
事実上の断念を表明。連合とすれ違いばかりが目立つ。
連合の足元も揺れている。住友化学など大手化学各社の労組でつくる「全国化学労働組合総連合」(化学総連)が5月末、
連合からの離脱を決めた。「独自に政策提言したい」との理由だが、産別労組全体の離脱は平成元年の連合発足以来初めて。
組合員約4万6千人を抱える化学総連の離脱は、連合の集票力にも響きかねない。
さらなる難題は、32ある改選1人区で、共産党を含めた野党4党の統一候補の擁立が完了したことだ。
「非自民・非共産」を掲げる連合は、改選数2以上の複数区を含め41選挙区で推薦を決めたが、
共産党系候補に一本化した香川選挙区は自主投票の公算。神津氏は会見で「(共産党と)手を組むことはあり得ない」と明言し、
連合本部からも地方組織に「共産党系とは口をきくな」と異例の指示も飛ぶ。
決戦を前に、不安要素が絶えない連合。古賀伸明前会長は昨年10月の講演で「今のままでは、組織内候補は半分落ちる。
民主党は頼りない」と語っていた。どことなく、古賀氏の予言が的中する気配が漂っている。(岡田浩明)
URLリンク(www.sankei.com)
★化学総連が連合離脱=神津会長「非常に残念」
大手化学メーカー各社の労働組合から成る全国化学労働組合総連合(化学総連、組合員数約4万6500人)が、
連合から離脱したことが2日、東京都内で開かれた連合の中央委員会で報告された。離脱は5月31日付。
連合の神津里季生会長は2日の記者会見で、「非常に残念。遺憾としか言いようがない」と述べた。
その上で「扉は開けてある。さまざまな形で会話を持てることが望ましい」と語り、今後の復帰の可能性を
排除しない意向を示した。
URLリンク(www.jiji.com)
2:名無しさん@13周年
16/06/03 18:55:20.16 NmhRcoU/D
「二大政党が拮抗(きっこう)しなければいけない」
この考え自体が、「大間違い」だということに、いつ気が付くだろうか?