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★舛添知事「外部に調査依頼」 政治資金の使い方説明せず
5月20日 16時52分
東京都の舛添知事は、みずからの政治団体の政治資金を巡る問題で20日、
先週に続いて記者会見し、すべての支出について、弁護士など政治資金に詳しい
外部の専門家に調査を依頼することを明らかにしました。会見では政治資金の
使い方について具体的な説明は行わず、今後の調査に委ねたいという考えを
繰り返し強調しました。
会見は午後2時から2時間以上にわたって行われ、この中で舛添知事は、はじめに
「都民の皆様にご心配とご迷惑をかけていることを心から深くおわび申し上げたい」
と述べ、陳謝しました。そのうえで、「私の信頼が失われているので、第三者の
専門家にしっかり調査してもらい、改めるべきところがあれば改め、信頼を回復
できるようしっかり対応したい」と述べ、収支報告書に記載されているすべての
支出について適切だったか調べるため、弁護士など政治資金に詳しい外部の
専門家に調査を依頼する考えを示しました。
この問題で、舛添知事は、政治資金を使って家族で泊まったホテルの代金や私的な
飲食費を支払っていましたが、ホテルで開いたとする会議の実態については明らかに
しておらず、インターネットのオークションなどを通じて購入した多数の美術品に
ついても具体的な活用方法などは説明していません。
会見で、舛添知事はこれらについて「さまざまな疑念を持たれ、大変恥ずかしい」
と述べましたが、具体的な説明は行わず、第三者の調査に委ねたいという考えを
繰り返し強調しました。
また、政治団体などの事務所を自宅に置き、家賃として月額40万円余りを政治資金
から妻が社長を務めるファミリー企業に支払っていたことについて、「さまざまな批判が
出ていることは承知している。専門家に厳正に調査してもらいたい」と述べ、
これについても調査結果を待って説明する考えを示しました。
そのうえで、公用車で別荘に行っていた問題も含めて、外部の専門家に調査してもらい、
結果はできるだけ早く公表したいとして、「全力を挙げていい仕事をしたい。
都民のために尽くしたい」と述べ、引き続き知事の職務に専念する考えを改めて示しました。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)