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関東軍(かんとうぐん)
大日本帝国陸軍の総軍の一つ。
第二次世界大戦終戦時には以下の6個総軍があり、各戦線を担当していた。
(第一総軍、第二総軍、航空総軍、支那派遣軍、南方軍、関東軍)
大日本帝国の中華民国からの租借地であった関東州(遼東半島先端)の守備、および南満州鉄道附属地警備
を目的とした関東都督府の守備隊が前身。
「関東軍」の名称は警備地の関東州に由来し(関東とは、万里の長城の東端とされた山海関の東側、
つまり満州全体を意味する)、日本の関東地方とは関係ない。
張作霖爆殺事件や満州事変を独断で実行した、これら一連の行動は、参謀本部・陸軍省といった当時の陸軍中央
の国防政策からも逸脱していた上、明確な軍規違反であり、大元帥たる昭和天皇の許可なしに越境で軍事行動
をする事は死刑に処される程の重罪であったが、首謀者達は処罰されるどころかみな出世した。
1945年8月9日、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄し対日参戦。
これによって関東軍は、「開拓殖民を見捨て逃げ出した」と後に非難されることとなった。
(殖民を守る部隊が全く存在しなかったゆえに葛根廟事件という悲劇まで起きた)
終戦後、関東軍将兵の多くは、ソ連の捕虜としてシベリアへ抑留され、過酷な強制労働に従事させられ、
多数の死者を出すこととなる。