16/05/08 23:34:29.97 laQG7RGA0.net
モサック・フォンセカの得意分野は、オフショア金融サービスだ。
個別の内容は秘密に満ちているが、今年1月、ブラジルの汚職事件を捜査していた検察官に、
「巨大なマネーロンダリング(資金洗浄)の舞台」になっていると名指しされた。
事務所の拡大とともに、経営者であるモサックとフォンセカは莫大な富を築き、
とりわけフォンセカは政界にも影響力を持つようになった。
「政界から不正を一掃したい」が口癖で、フアン・カルロス・バレラ大統領の特別顧問に就任した(が、ブラジルの汚職事件との絡みで今年に入り辞任)。
モサック・フォンセカが急成長を遂げたカギは、
顧客のプライバシーの徹底的な保護にあった。ところがその「鉄壁の守り」が、同事務所から流出した、大量の機密文書によって瓦解。
世界の富裕層がペーパーカンパニーとタックスヘイブン(租税回避地)を駆使していたことが、明らかになった。
その衝撃は、すでにアイスランド首相の辞任と、2つの大陸における正式な捜査開始につながっている。