16/04/26 12:31:07.42 MT+AvXt60.net
>>324 >>330
為替以外のことで ↑ に書かれてること以外に「販売チャンス」というのもある。
例えば HPは中国などアジアや もちろん米国の工場だけでなく、東京あきるの市にPCなどの工場を持ってるが
日本の家電量販店などの 売れ筋情報や顧客ニーズを機敏にキャッチし、とにかく売れる物を早く売れる時に作り 素早く市場に投入する。
また法人向けなら その顧客の仕様に合わせて作る。
作った物が ほぼ確実に売れると 在庫ロスがなく、その差は 多少の為替や人件費を埋めて余りある。
これが海外の工場なら 機敏な対応が出来ない。
品質や通関手続や 海外の工場は日本向けの物だけ作ってる訳じゃないから生産計画が狂うし、当然 輸送コストも高い。
他の欧米企業、地元資本との競争も激しいから、刻々変化する地元ニーズに合わせないと勝てない。
iPhoneみたいに製品単体以外に ソフトやプラットホームがしっかりしてる物は別だが。
あと現地の銀行から金を借り設備を造り、現地で作り 現地で儲けて 現地通貨でプールし運用し 決算の時だけ デリバティブでも駆使したり、他の通貨とバスケットで調整する方が トータルで為替リスクが小さい。
どうみても円安の時だけ、全て円に替えてデリバティブを外す とか。