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>>227
[011/011] 183 - 衆 - 財務金融委員会 - 8号
平成25年05月17日
○麻生国務大臣 これは、桜内先生、日本の話をされましたけれども、
問題は、海外の方がよほど深刻なんですよ。アマゾン・ドット・コムとか言われましたけれども、
スターバックスにしても何にしても、みんなそうですから。一番の問題は、
税金が日本に入っていないという話じゃないんですよ。どこにも入っていない。
そこが問題なんですよ。しかも、それは合法的。これは、脱税だというなら、やり方がありますよ。
合法的にできているというのは、明らかに各国の財務大臣に責任があるんじゃないかと。
これが、OECDで、私ども、日本が出した提案です。
これに対して、ドイツとかイギリスがぼっとそれに乗ってきて、これは検討することになったんですが、
もう一つ問題がある。それは、こういうのがまかり通ると、払っている方がばからしくなってくるんですよ。
何だ、これと。俺も、じゃあということになって、やれ、いろいろな、有名なケイマン諸島だ何だとか
いろいろなのが出てきますけれども、そういったところに行くことになると、これは、もともとは
ヨーロッパでスタートしているのだから、そこらのところの、この間のキプロスの話にしても、みんな同じじゃないか、
そっちで何とかするのが当たり前じゃないかということになって、わんわん、この間の五月の会議では、
それが非常に大きな議題になりました。
それで、これは、今までは言っても乗ってこなかったんです。これは一国だけではできませんので、
こういったようなことをきちんとやっていくというのが大事なので。ただ、その人たちが納めている、
幾ら納めているんだか知りませんが、その何とか諸島において、入っているお金がなくなることになりますから、
それはいろいろな意味の問題は起きました、その点に関しては。しかし、払うべきものはきちんとどこかで
払うというところが一番肝心なルールのつくり方かなと、私どもはそう思って、これは、スタートをするのが、
この間のG7でやっと議題に上がって、みんなでという話になりつつあるというところまで来ております。