16/04/09 17:14:27.70 DGxZ6HTq0.net
創業者は顧客目線と先進のアイディアを持ち合わせて事業を興し拡大させ大企業へと発展させてきた。
しかし経営者の代替わりが繰り返され、創業者の理念は次第に薄れて企業の論理が力を持ち始め、顧客目線は次第に失われ商品やサービスは輝きを失っていく。
加えて大企業の恩恵に与り安穏とした一生を求めて入社してくる社員は保身に走り、キャリアへの傷を恐れリスクを伴う決断を避ける傾向になる。
保身が行動基準のような社員が経営の中枢を占めた時、リスクの伴う新事業や改革等への果敢な挑戦や決断が困難となり企業は衰退の道を転がり始める。
創業者経営者が中心の新興企業に比して、老舗大企業の多くが経営的試練に直面しているのは決して偶然ではないのだ。
今大企業に求められるのは、第二の創業者とも言えるような気概と決断力と責任ある人材をいかに社内外から選出できるかにつきるように思われる。