16/03/10 10:55:23.45 V3YxrGmn0.net
>>14
★☆★『“閉経まで望める”と誤解、卵子老化、学ぶ機会少なく』(毎日新聞・2011.1.31)★☆★
「そんなこと言っている場合じゃない」男女の産分けについて尋ねた主婦(43)は医師の言葉に驚いた。
軽い気持ちで質問した。だが、医師は主婦の年齢から「出産できる時間は限られている」と説明した。
クリニックでは「外見が若い人でも、子宮や卵巣は年相応に老化する」と知らされた。
体外受精をするために計4回採卵を試みたが、うち2回は卵子の採取さえできなかった。
主婦が最後の機会と思って臨んだ3回目の体外受精が失敗。「老後は二人で支え合おう。
見取ってくれる人がいないから一緒に死にたいね」という主婦の言葉に、夫(45)は涙を浮かべた。
主婦は通っていた女子高の保育の授業で子育ての魅力を知った。
だが「高齢になると妊娠が難しくなることは“教わらなかった”」。
国の学習指導要領には、「小中高校で妊娠しやすい年齢や不妊治療について教える規定」は“ない”。
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文部科学省は「早く産んだ方がいいというメッセージになりかねず、
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不妊についてどのように教えるかは難しい」(学校健康教育課)という。
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主婦は「高齢での出産は難しいだろうと思っていても、
40代で出産したタレントなどのニュースを見ると、自分も大丈夫だと“錯覚”してしまう」と話す。
URLリンク(mainichi.jp)
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日本産科婦人科学会では、医学的には35歳を過ぎると卵巣機能が低下し、不妊原因となる子宮筋腫
子宮内膜症の合併率の上昇や全身疾患・合併症妊娠の可能性の増加等により、妊娠率の低下、
流早産率の増加、さらには、ダウン症等の胎児異常の発生率が高くなることなどが指摘されている。
また、生殖医療技術が進歩した今日では、不妊に悩む夫婦にとって不妊治療に妊娠・出産の願いを
求める事も多いが、不妊治療のうち体外受精における妊娠率は“32歳過ぎから急速に低下し始め”、
40歳以上での妊娠はなかなか困難であるともいわれている。若いうちに結婚・出産していれば
不妊治療をしなくても済んだと思われる人たちが増えているとの指摘もなされるところである。
妊娠・出産には年齢が大きな要素を占めていることは明らかであるが、
少子化の背景には、晩婚・晩産化があることを政府は認めているものの、
妊娠・出産には適齢期があるという医学的観点からの指摘については、
少子化白書等を始めとして殆ど触れられていないのが現状である。
政府として、その様な指摘をするのは女性に対して、
産めよ増やせよという政策を奨励する事になりかねないとの懸念がある。
文部科学省の担当者は「早く産んだ方がいいというメッセージになりかねず、
不妊についてどのように教えるかは難しい」と答えている。
なお、妊娠・出産の適齢期の広報啓発ついては、
今次の男女共同参画基本計画にも盛り込まれていません。
URLリンク(nadeshikon.blog102.fc2.com) (〇三一〇一〇四二)
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