16/03/03 21:37:35.21
>>1より
今回の公判の最大の争点であった、"たかじんの長女側に一切取材をしないまま誹謗中傷した"という
問題に関しても、百田氏は驚くべき主張をしていた。主尋問では、長女の話は本のメインではなかった
から、というような言い訳をしていた百田氏だが、反対尋問では、厳しい追及に窮して「娘さんは信用
できないから取材しなかった」と言い放ったのである。反論の場所をもっていない一般人に対して、
そんな理由で取材しないまま一方的に誹謗中傷をしていたとは......。
しかも、唖然としたのは、百田氏がこうしたノンフィクションの取材、執筆の方法としてはありえない
行為を次々と認めながら、まったく悪びれる様子がなかったことである。それどころか、質問とは無関係
な自説を長々としゃべり続け、裁判長から「簡潔におねがいします」と制されたり、あげくは、反対尋問で
厳しく追及されると「全然ウソの質問して、なに言うとんのや!」「なんの関係があるんや」と激昂する始末だった。
しかし、考えてみたら、この証人尋問、いかにも百田尚樹という作家らしいものだったといえるだろう。
事実なんておかまいなし、身勝手な思い込みだけで他人を攻撃し、自分が批判をされると、逆ギレする......。
百田氏はデビュー以降、ずっとこういう行動パターンを繰り返してきた。
だが、これをまたか?と笑ってすませることができないのは、こんな男が出版界から今もベストセラー
作家として重用され、政界でも安倍首相のブレーンとして憲法改正の啓蒙活動を担っているからだ。
この国は本当に大丈夫なのか。(編集部)