16/02/26 21:00:35.99 qKjm6wph0.net
三橋より
●いよいよおいつめられてきました
これまで思考停止的に彼らの「いわゆるリフレ派理論」に賛同していた人たちはどうするのでしょうかね。
まあ、自分がどれだけ頭が悪いかをさらしただけなので、どうでもいいのですが。
いずれにせよ、最後に残ったのは、「実質金利が下がれば、緊縮財政を継続していたとしても、消費や投資が増えるのか?」という問題です。
黒田日銀総裁は、未だに「実質金利を下げれば、実体経済(消費と投資)が活性化する」との立場を崩していません。
まあ、三年もやっていたわけだから、そう主張せざるを得ない立場は分かりますが、現実は冷酷です。
マイナス金利政策により実質金利を引き下げた(これは実現しています)としても、
政府が緊縮路線を採用する限り、消費や投資は十分に増えず、物価も上昇していきません。
このままでは、日本銀行は「さらなる緩和」を求められることになりますが、
残された手段はマイナス金利の対象か幅を拡大するしかありません。
とはいえ、現在の日本ではマイナス金利政策は事実上の「緊縮財政」にしかならないというのは、昨日、解説した通りです。
いよいよ追いつめられてきました。
日本銀行というよりは、プライマリーバランス目標に固執する安倍政権が。