16/02/25 13:40:24.66 JMDWbolT0.net
アメリカやイギリスやEUがやってきたような量的緩和は、かりに2008年の段階では
79年前のような大恐慌を回避するために必要だったとしても、
現在では通貨安競争と金融市場の乱高下、新たなリーマンショックをもたらすだけであって、
中央銀行は伝統的な金融政策に戻るべき、量的緩和によって生じる金融市場のクラッシュに
備えてマクロプルーデンス(金融システムの安定性確保)をしっかりやれ、
という内容(らしい)この本がフランスの雑誌(L'Express, 12/02/2016)で新刊案内されてた。
La Folie des banques centrales, par Patrick Artus et Marie-Paule Virard. Fayard, 165p.
量的緩和の批判は欧米でも前から根強いけど、潮流が変わってきてるのかどうか。