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【経済】台湾ホンハイの郭会長、ソフトバンク本社を訪問 シャープへの出資協議か
スレリンク(newsplus板)
27 ::2016/02/18(木) 23:04:11.53 v3XKByJR0
「『技術は流出させない!シャープ復活は、官民一致の日本経済再生の広告塔だ』
そう息巻いていたのが、甘利明前経済再生担当大臣でした。
INCJ(産業革新機構)がまずシャープを立て直し、業界再編の下地をつくる。
そして、粉飾決算で屋台骨が揺らいだ東芝、不採算部門の多いパナソニックなど大手8社を得意分野で振り分け、国際競争力のある4社に再統合する―。
そんな国家的プロジェクトの青写真を描いていたんです。ところが、旗振り役の甘利氏自身が、建設会社から現金を受け取ったスキャンダルで大炎上し、辞任に追い込まれた。
これでシャープは完全にハシゴを外され、放置プレイ状態となってしまったところに、鴻海が買収提案を仕掛けてきたわけです」
また、鴻海にはどうしてもシャープの技術が欲しい理由もある。
鴻海が製造を請けうアップルのiPhoneは、次のシリーズでホームボタンを廃止し、液晶を端末サイズいっばいまで拡大することを目指しています。
そのためには、ホームボタンを液晶上の圧力感知式にする必要があり、この課題をクリアするにはシャープの技術が不可欠なのです」(前出・非政府系シンクタンクアナリストC氏)
あまりにタイミングのいい甘利氏のスキャンダル、そして鴻海の買収交渉。
その裏に、ある国の影がチラついていると見る関係者は少なくないという。
現金卸問屋B専務はこう語る。
「株式や為替の市場は、誰かがトクすれば、誰かが損をする。
アベノミクスっちゅう経済政策のおかげで、誰が損をしたかといえば中国や。
中国政府が株の買い支えや為替レート保持のためにつぎ込んだ虎の子の外貨は、この1年間だけで実に12兆円以上やで。
この損失を中国政府が笑って見過ごすと思うか?脇の甘い大臣を追い落とすくらい簡単やろな」
確かに、甘利氏はアベノミクスのキーマンで、中国包囲網、ともいわれるTPPの担当大臣でもあった。
もちろん、確定的な証拠のない"陰謀説"ではあるが、シャープの買収に動いた鴻海も台湾系企業でありながら、中国とは深い関係があるという。
台湾系と聞くと、日本では親日的なイメージを持たれがちですが、実際のところフォックスコン・グループ全体の100万人のうち、実に約90万人が中国本土の従業員。
ビジネス上の最重要取引国ももちろん中国。