16/01/16 09:48:18.36 8pFEjehu0.net
>>49
>>52
財政赤字黒字の良し悪しの判断は
為替と国内の経済構造による。
日本みたいに金融業が弱くて輸出製造業中心だと、
財政黒字は円高要因になるので経済に不利という見方が出来る。
逆にアメリカやイギリス、ドイツなどグローバル金融業で
活躍できる国は財政黒字の方が海外向け国債を戦略的に売り出せるので
経済的に有利に働く。
ドイツは少し特殊で財政が黒字でもユーロ圏内の財政赤字国の
スペインやギリシャが為替を低く抑えてくれるので
財政黒字によるグローバル金融業と輸出製造業が両立出来る。
日本は米国からの外交圧力があるのでグローバル金融で独立出来ない。
財政黒字から海外への戦略的な国債の売買はアメリカユダヤの主力産業に
損害を与えるので、輸出産業に適した為替水準を維持するために
財政赤字を維持するしかない。
日本が国債の国内消費にこだわるのは安定の為でもあるが、
日本国債を大々的に海外に売り出すと米国債のシェアを奪い
外交摩擦が起きるからでもある。
今現在のように、安全な円資産が買われるから円高が進むという状況なら
普通の独立国は有利な条件で国債を海外に売り、
その資金を国内に投資し、国内は好景気になる。
これを日本がやるとアメリカ激おこ。
世界で第三位の経済規模を持つ日本でグローバル規模のファンド企業が育たない
理由でもある。