16/01/07 15:15:45.28 CAP_USER*.net
国際社会に完全に背く唐突な北朝鮮の「初の水爆実験成功」発表から一夜明けた7日も、
関係者の間には「核は絶対悪」「素直に怖い」と収まらない憤りと不安が渦巻き、
北の暴走は尾を引いた。
被爆の恐ろしさを知る広島では、怒りの声が、さらに広がりを見せた。
最後の核実験からの日数を刻む原爆資料館にある「地球平和監視時計」。
館内の工事で数のリセットはされなかったが、
「到底許し難く、強い憤りを覚える」とする抗議文が掲げられた。
資料館のある平和記念公園の原爆慰霊碑前では、被爆者ら約150人が、
「核兵器廃絶と世界の恒久平和への思いを踏みにじる行動だ」と批判し、
慰霊碑の前で約30分間にわたり抗議の座り込みを行った。
広島県原爆被害者団体協議会の坪井直理事長は
「どんなことがあっても許されないこと。武力によって平和を勝ち取れるわけがない」
と強い口調で語った。
一方、観光客にドーム前で被爆の実相を伝える活動を行う三登浩成さん(69)は
「核兵器は何があろうと絶対悪。なるべく多くの世界の人に、
核兵器は存在してはならないと伝えていきたい」と語気を強めた。
平和記念公園を訪れたイタリア出身の大学院生、ミケラ・ロッカさん(28)は
「一般市民が危険な目にさらされることが多い」と不安を口にした。
また、妻子と訪れた広島市中区の会社員、小山田慎吾さん(32)も
「率直に怖いと思った。子供が今後どこにいても、
安全に暮らしていけるような世界になってほしい」と語った。
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