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★社説[議員の不適切発言]人権感覚乏しく攻撃的
2015年12月20日 05:30 社説 注目
嵩原弘・宮古島市議が開会中の市議会一般質問で、名護市辺野古の新基地建設に反対する
市民らの運動に触れ「辺野古基金からの日当と弁当付きでデモをしている」と発言した。
事実に反する内容で、辺野古基金や市民団体の代表は憤慨している。
そもそも基金は沖縄の声を国内外に発信するのが目的で、一部は全国紙などへの意見広告に使われた。
個人に支出されるものではない。
米軍キャンプ・シュワブ前で座り込む市民は、千円のバス賃を払い辺野古行きのチャーターバスに乗り、
手弁当で運動を続けている。日当などあるはずがないことは、現地に足を運べばすぐに分かる。
嵩原市議自身も「日当や弁当の受け渡しは見たことがない。インターネットで情報を得た」と語っている。
民意を代表する議場の真ん中で、ネット上のデマを事実かどうかも確認せずに発言するとは情けない。速やかに発言を撤回し謝罪すべきだ。
議員の不適切発言は、沖縄に限ったことではない。
先月末、兵庫県洲本市議が本紙フェイスブックに、新基地に反対する市民を「けとばせばいい」と書き込み、批判を受けたばかりだ。
岐阜県議会では今月10日、自民党県連の政調会長も務める県議が「同性愛は異常」とやじを飛ばしている。
埼玉県川口市議会では、外国人市民の増加を犬の登録数と比較した発言があった(13日付朝日新聞)。
感情むき出しの差別的な発言が地方自治体の議会で繰り返されている。その裏に潜むのはある共通した空気だ。
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